こと座流星群2020の方角は？こと座の見つけ方や持ち物もご紹介！

4月こと座流星群の活動がいよいよ始まりますね！

4月こと座流星群2020がよく見える方角はどっちの方位かご存知でしょうか？

またこと座がどんな星座なのか、どうやって見つければいいのかくわしく把握していない方も多いかと思います。

そこで今回は、こと座流星群2020の方角は？こと座の見つけ方や持ち物もご紹介！と題して、4月こと座流星群を見るのにベストな方角やこと座の見つけ方、当日の持ち物についてまとめました。

天体ショーといえば流星群の放射点の考え方も知っておくとお得ですのでぜひ最後までご覧くださいね！

4月こと座流星群2020の方角はどっち？

たくさんの流れ星を見たいと思ったら4月こと座流星群が出現する方角はどっちなのか気になりますよね。

実際、4月こと座流星群が出現する方向は一定の方向ではなくいろんな方向に出現します。

これは北海道でも東京でも大阪でも福岡でも沖縄でも、見る場所は関係ありません。

なので方角はあまり気にする必要はなく、なるべく光害がない方向の夜空の星を広く眺めているのが観測しやすいです。

流星群には放射点（輻射店）と呼ばれる流星が飛び出てくる中心点があります。

4月こと座流星群の放射点はその名の通りこと座が放射点になります。

そのためこと座がある「北東～東」の方角が4月こと座流星群の放射点です。

でも流星群は放射点から流れるといっても放射点の近くだけに見えるわけではなく、放射点から90度離れた場所でも見られるので、先述した「あまり方角を気にする必要がない」というのはそれが理由です。

ちなみに放射点が高く上る時間帯がいちばん多くの流星が見られやすい時間帯になります。

4月のこと座が高くのぼる時間帯としては午前3時ごろが目安です。

ちょうど今天頂付近東よりでこの並びなんだけども。
夏の大三角入れつつ4月こと座流星群(Lyrids)撮りたかった。
雨止んでるけど厚い雲が邪魔…。 pic.twitter.com/nI6lHmiS7W
— ゆたち‼ (@h2oct) April 22, 2014

北東から東にかけての空にひときわ目立つ青白く輝く1等星がこと座のベガです。

ベガのそばに平行四辺形のように星が並んでいるのですが、この辺りがこと座です。

ベガ以外は観測スポットが整っていないと見えにくいかもしれません。

なのでベガ（こと座）を含め、夏の大三角であるアルタイル（わし座）やデネブ（はくちょう座）も一等星と明るく見つけやすいのでとにかく東の空にある目立つ星を探してみましょう。

ちなみに観測スポットが整えば七夕でも有名なこと座のベガ（織姫星）とわし座のアルタイル（彦星）の間には天の川が見えます。

4月こと座流星群が見られるのは4月の夜。

真冬ではないとはいえ、4月の深夜はまだコートやマフラーはまだ必須といえるような寒さです。

くつろぎやすいようにレジャーシートやクッション、寒さ対策としてひざ掛けや毛布などを用意して寝ころびながら楽に観測できる環境をととのえると長時間快適に楽しみやすいです。

またサンドイッチやおにぎりといった軽食、スナックやチョコレートといったお菓子、ココアやお茶といったあったかい飲み物を準備しておくとベストです。

4月こと流星群を楽しむうえで望遠鏡や双眼鏡を使うのはおすすめしません。

4月こと座流星群は夜空のどこに現れるかわからないので、望遠鏡や双眼鏡を使うとかえって視野がせまくなり見つけにくくなります。

なので4月こと座流星群の最適な見方は肉眼、もしくは必要に応じて「眼鏡」「コンタクトレンズ」です。

視力は高い方が見やすいので流星群目当てで準備するとしたら望遠鏡などではなく、自分に合う眼鏡やコンタクトレンズです。

今回は、こと座流星群2020の方角は？こと座の見つけ方や持ち物もご紹介！と題して、4月こと座流星群を見るのにベストな方角やこと座の見つけ方、当日の持ち物についてまとめました。

4月こと座流星群2020を観測するのに望遠鏡や双眼鏡といった道具は必要なく、肉眼でOKです。

また4月こと座流星群2020の方角はどっちの方位を眺めても問題なく、光害の少ない方向を広く観測すると流れ星が見えやすいです。

放射点のこと座は北東から東に見ることができます。

こと座を探すにはひと際青白く光ること座のベガ、その周囲には夏の大三角となる一等星のデネブやアルタイルも見られますのでそれらが目印です。

4月こと座流星群2020を楽しむついでにこと座を探してぜひ覚えてみてくださいね！