目次
ソフトテニス初心者に教えたいアンダーカットサーブのやり方
まずはアンダーカットサーブを動画で確認してみましょう。
ソフトテニスユーチューバーのあゆタロウさんがアップしている動画の中で、アンダーカットサーブ初心者さんたちに一度は必ずチェックしてもらいたい練習動画がありますのでご覧ください。
【あゆタロウチャンネル】初心者が15分でカットサーブをマスターできる動画!【ソフトテニス】
アンダーカットサーブはとても打ちやすい上に成功率が高く、初心者から上級者まで広く使われる安定感のあるサーブです。
動画の0:45あたりからしばらくあゆタロウさんがアンダーカットサーブを打ちまくってくれるのでまずは身体の使い方の感覚をしっかりと目に焼き付けておきましょう。
また、アンダーカットサーブのやり方も動画の中でもわかりやすく説明されていますので何度も見返しましょう。
アンダーカットサーブの成功率を上げるコツ
アンダーカットサーブの成功率を上げるコツとしては、ラケットを平面に扱わないこと。
カットしようとすると初心者はラケットでこする方向に意識が行きがちになり不安定なサーブになってしまいます。
上手い人はラケットの面を横にしてこするのではなく、ラケットヘッドを下げて斜めの面で叩くようなイメージで打球に安定性を持たせるように打っています。
ラケットヘッドとはラケットの面側の先端。
アンダーカットサーブのラケットの持ち方のコツ
普段はラケットの面が地面に向くウエスタングリップで持ってる方が多いと思いますが、アンダーカットサーブではラケットの面が横に向くイースタングリップやコンチネンタルグリップで持ちます。
どちらがいいかは実際にやってみて打ちやすいほうでOKです。
また、ラケットの操作性を良くするためにグリップの上の方を持ってラケットを短く扱います。
ラケットの面に手のひらを当て、そのままグリップまで手のひらを移動させて握手をするように握るとイースタングリップの持ち方になります。包丁を握るイメージでグリップを握るとコンチネンタルグリップの持ち方になります。
アンダーカットサーブのラケットの構え方のコツ
あゆタロウさんに近い構えが理想な人も多いと思いますが、構え自体はそれほど重要ではありません。
自分のやりやすいやり方であれば参考にしたい人の真似なんかでもいいでしょう。
ただどんな構えでも共通するアンダーカットサーブの特徴としては、打つのに余計な力はいらないってところです。
力まずに構え、ひざを緩めて腰を落としておくとスイング時に体重移動させやすく低い打点で打ちやすいです。
アンダーカットサーブのスイングのコツ
カットサーブというと手首のスナップを効かせて回転をかけようとする人がいますが実は逆。
アンダーカットサーブでは手首は固定して遠心力でスイングする方が安定感が増します。
ボールの下から斜めにラケットを当て、ラケットの上をボールを転がすように叩くイメージ。
ラケットの面を平面に扱えば扱うほど回転はかかりますがしっかりと叩くのは難しくなります。
また、手首を使わずに推進力をつけるためにもラケットに合わせて後ろから前へ重心を移しながらスイングしていきます。
空振りするようであれば面が平面になりすぎてないか確認したり、打ち終わるまでしっかりボールを見ながらスイングしましょう。
アンダーカットサーブの打点のコツ
打点は前に出した足と同じくらい前のほうでふくらはぎくらいの高さで打つのが目安です。
胸~おへそくらいの高さで打つとショルダーカットサーブというバックスピンがかかる別のサーブになってしまいます。
慣れないうちは腰くらいの高さから打っても構いませんが打点が高いと浮くので、慣れてきたら低い位置でしっかり打ってボールを低空で飛ばすように意識します。
アンダーカットサーブ後のグリップチェンジのコツ
アンダーカットサーブを打つときはラケットの持ち方が普段ラリーを打ってる時の持ち方と違ってると思います。
アンダーカットサーブを打ったあとはラリーに備えないといけないので、すぐにいつも通りのラケットの持ち方に直します。
試合中に一旦ラケットを地面に置いてまた持ち直して・・・なんてやってる暇はないので、いつも通りの持ち方にパッと持ち返られるように日頃しっかりとラケットで遊んでおくことが大切です。
練習中のちょっとした間ができた時にでも手の中でラケットをくるくる回しておくといい練習になります。
アンダーカットサーブが上手くなるメリット

テニスのサーブって上からビシッと叩きつけるように打つイメージがありますが、威力の高いフラットサーブは難易度が高く難しいです。
対して低い打点からやわらかく大事に打つアンダーカットサーブは成功率の高いサーブです。
サービスは1ポイントごとに2本まで打つことができるのでテニスに慣れてるひとはファーストサーブはビシッと力強く打って、もしフォルトしたらセカンドサーブはアンダーカットサーブでしっかりと入れにいくパターンが多いです。
しっかりアンダーカットサーブが決まるなら、セカンドサーブをアンダーカットサーブにすることでファーストサーブは自由に打てます。
フォルトとはサーブがネットにかかったり線の外に出てしまってサーブをミスすること。
アンダーカットサーブを習得するとダブルフォルト率が超下がる
ファーストサーブもセカンドサーブも2本ともアンダーカットサーブで打ってもルール上は全く問題ありません。
アンダーカットサーブは初心者でもかなり打ちやすいのでサーブに自信がないうちはファーストサーブ、セカンドサーブを2本ともアンダーカットサーブで打てばダブルフォルトしてしまう可能性を大幅に減らすことができるので、サービスゲームでも安定してプレイできるようになります。
ダブルフォルトとは1ポイント中に2回フォルトすること。ダブルフォルトになるとそのポイントはレシーブ側のポイントになる。
サーブが入らないことにはラリーが始まらないままポイントをとられてしまうので、サービスゲームを確実にとられることになってしまいます。
サーブが苦手なうちは上から力いっぱい打つのは控えて、アンダーカットサーブで大切に入れていくことを優先していくといいでしょう。
威力がない分カットサーブは定番なのでレシーブは簡単になりがちですが、バウンド後にも軌道が変わる変化球なので一応素直に返球できる球筋というわけではありません。
アンダーカットサーブがしっかりと入るようになってきたら威力重視のフラットサーブを練習したり、成功率の高い持ち技を増やしてバリエーションを出すならスライスサーブ、ショルダーカットサーブ、バックカットサーブ辺りに挑戦していくのもいいでしょう。
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アンダーカットサーブのコツまとめ
- グリップは薄く短く持つ。
- 力はいらない。
- 手首でカットしない。
- 打点は膝下。
- しっかりボールを見て打つ。
- サーブ後はいつも通りの持ち方に持ち替える。