WHO世界保健機関トップのテドロス事務局長。
新型コロナの対応がことごとく裏目に出たことで「戦犯」や「無能」と呼ばれついには涙する姿も見られました。
今回はWHOテドロスの学歴や経歴は?戦犯や無能の声も!中国との関係性は?と題し、学歴や経歴といったプロフィールやWHOでの実績や批判をまとめてみました。
WHOやテドロス事務局長と中国の関係性についても調べてみたのでぜひ最後までご覧くださいね。
目次
WHOテドロス事務局長のプロフィール
WHO事務局長は55歳かぁ。もっと歳とっているかと思った。 → テドロス・アダノム – Wikipedia https://t.co/h0K37XAScH pic.twitter.com/j071iUrB4P
— 運動不足が過ぎるイカロス (@toyopiko) March 17, 2020
- 名前:
テドロス・アダノム・ゲブレイェソス - 誕生日:
1965年3月3日 - 年齢:
55歳(2020年4月17日時点) - 出生地:
エチオピア帝国 エリトリア州アスマラ
(現在のエリトリア) - 所属政党:
ティグレ人民解放戦線
エチオピア人民革命民主戦線(協力)
WHOテドロス事務局長は既婚者で、5人の子どもがいらっしゃいます。
出身地はエチオピアということでアフリカ大陸のご出身。
生まれ故郷のアスマラを首都とするエリトリアは1993年5月にエチオピアから独立してエリトリアになっていますが、テドロス事務局長の国籍はエチオピアだそうです。
フルネームは「テドロス・アダノム・ゲブレイェソス」というそうです。
ふだんは「WHOのテドロス事務局長」と呼ばれることが多いのでフルネームは初めて聞いた方も多いと思います。
世界保健機関であるWHOの事務局長を2017年7月1日から務めており、任期は5年間となっています。
WHOテドロス事務局長の学歴が凄い!
WHO世界保健機関の顔とも言えるテドロス事務局長の学歴をチェックしてみましょう。
実際にテドロスさんの学歴を調べてみると誠実で勤勉な方といった印象を受けました。
ノッティンガム大学は、世界のトップレベルの大学のひとつとして知られています。
「アスマラ大学」で生物学学士号を取得
テドロスさんはアスマラ大学で生物学の学士号を取得し、1986年の卒業後は公衆衛生の専門家としてダーグ保健省に入っています。
「ロンドン大学衛生熱帯医学大学院」で感染症免疫学修士号を取得
その後テドロスさんはロンドン大学衛生学熱帯医科学院で感染症の免疫学修士号を取得します。
「ノッティンガム大学」で地域保健学博士号を取得
さらに2000年にはノッティンガム大学で地域保健学の博士号を取得し、「エチオピア北部のティグレイ地域でのマラリア伝播に対するダムの影響と適切な管理措置」に関する博士論文を発表しました。
WHOテドロス事務局長の経歴がエリートすぎる
すごい学歴をお持ちのテドロス事務局長ですが経歴もぶっ飛んでました!
テドロスさんは経歴もまさにエリートと言えるでしょう・・・。
「長」や「大臣」といった肩書きばかりが並んでいてまぶしすぎます!
ティグレイ地域保健局長
テドロスさんは2001年にティグレイ地域保健局長に任命されています。
エイズや髄膜炎の症例を大幅に削減したり、多くの病院や診療所にネット環境を整備、医療スタッフの増員、予防接種率の大幅増加などに尽力されました。
エチオピアの保健大臣
テドロスさんは2003年にエチオピアの保健副大臣を1年強、2005年には保健大臣を務めあげています。
医師の労働環境やモチベーションを改善する革新的な努力といった点で特に評価されているそうです。
また結核やマラリア対策などにも力を入れており、子供死亡率にいたっては30%減少、エイズ感染者は90%減少させ治療率を150倍以上に増加させるといった功績を残しています。
元アメリカ大統領のビル・クリントンやビル・ゲイツといった財団などとパートナーシップを構築して改革を成し遂げる手腕の持ち主でもあります。
エチオピアの外務大臣
2012年11月、テドロスさんはエチオピアの外務大臣に任命されています。
テドロスさんのリーダーシップとスキルが医療サービス提供の改善をもたらし、アフリカ連合の紛争解決の解決にも貢献しているそう。
またエボラ危機についてもWHOガイドラインの遵守を各国に促すなど重要な指導的役割を果たしたとのこと。
テドロスさんの影響力
テドロスさんは2012年と2015年にこんな番付にピックアップされています。
- 2012年 世界を変える50人のうちの1人
- 2015年 最も影響力のあるアフリカ人100人のうちの1人
WHO事務局長としての実績がヤバい・・・
学歴や経歴は輝かしいテドロス事務局長ですが、WHO事務局長となってからは徐々に批判を浴びはじめていました。
活躍の場がアフリカから世界全体に移ったことで世間の目が厳しくなったんでしょうか。
アフリカ人初のWHO事務局長
テドロスさんはアフリカ連合からの支持を得て、2016年にWHO事務局長に立候補します。
このとき彼が掲げたキャッチフレーズが「より健康な世界のために(Together for a Healthier World)」。
コロナ禍の今思えば、日本では当たり前だったものが簡単に失われてしまった感じがしますね・・・健康の有難味のわかる言葉です。
2度にわたって行われた投票により2017年5月、テドロスさんは185人中の133票という圧倒的得票数で、WHOの次期事務局長に選ばれました。
アフリカ人として最初のWHO事務局長が誕生とのことで歴史的なことだったそうです。
アフリカ人初のWHO事務局長
WHO事務局長となったテドロスさんはWHOの優先事項としてユニバーサルヘルスケアを目指しました。
ユニバーサルヘルスケアは市民全員が保健医療サービスや医療費補助を受けられる保健プログラムのことです。
この時は男女平等を称賛された一方で、不透明性に対する批判も受けることになったとか・・・!
コレラ流行の隠蔽疑惑
テドロス事務局長は事務局長の座に当選直前の2017年5月、エチオピアで発生した可能性のあるコレラ流行の隠蔽疑惑が浮上しました。
ライバル候補の顧問を務めていたアメリカの法学教授から申し立てがあったものの、メディアの報道はアフリカ連合の国連代表団によって「根拠なし」「未確認」「名誉棄損」「政治工作」として却下されています。
新型コロナ対策失敗のWHOテドロスは無能で戦犯?
WHO事務局長 50万人超が辞任求める署名(20/03/26)
一連のWHOの新型コロナ対応をめぐり、WHOやテドロス事務局長について今「無能」「戦犯」と叩かれています。
これは新型コロナの中国への配慮や擁護、またWHOの対応がことごとく裏目に出たことが原因になっており、結果的に新型コロナの感染拡大を許したとの声も多く見られます。
アメリカが拠出してる額やばっ…
これやめられるのはやばいだろ
WHO事務局長のテドロス?人類の戦犯だろ— ナトー (@nato90244) April 15, 2020
WHOとかいう無能団体で特大の無能が抜けたところで体制そのものは変わらない以上またテドロスが生まれるだけでしょ。バンダイもよくこんなところに寄付したよな〜。
— winter (@hobby_winter) April 17, 2020
今や世界中で甚大な犠牲を出してしまった新型コロナ。
アメリカは資金拠出の一時停止を宣言し、署名サイトでは50万人超がテドロス事務局長の辞任を求める署名をしているそうです。
50万人って聞くと多い気がしますが世界全体で50万人って考えると多いのか少ないのかちょっと分からない気もしますね。
WHOテドロス事務局長と中国の関係性は?
“中国寄り”って本当?…実はこんな「事実」も 世界からWHOトップ辞任要求 どう考える?
こんな発言してたのだから、中国寄りって言われるのも当然😒
テドロス氏の辞任よろしく pic.twitter.com/HnPzfFAHJH
— ざっぱーん (@xvks9) April 17, 2020
中国の新型コロナ対応に対するWHOの声としては賛辞や擁護の声が多く見られましたが、世界的には批判の声も多く挙がっています。
中国寄りとの見方が示されていますが、WHOと中国ってどんな関係があるのでしょうか?
- 前任の元WHO事務局長、マーガレット・チャンさん
→ 中国政府の推薦で事務局長になった。 - 習近平国家主席の婦人、彭麗媛さん
→ 2011年「WHO結核・エイズ対策」の親善大使に。 - 現WHO事務局長テドロスさん
→ 故郷のエチオピアが中国から多額の投資を受ける。
メディアで取り上げられていた中国との関係性はこんな感じでした。
わたしの中ではインパクトが足りず、これらが中国寄りになる理由になるのかは疑問でした。
ただWHOも含め、当初は世界中が新型コロナを今よりもっと甘く見ていたのはあると思います。
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WHOテドロスの学歴・経歴・批判・中国との関係性まとめ
今回はWHOテドロスの学歴や経歴は?戦犯や無能の声も!中国との関係性は?と題し、テドロス事務局長の学歴や経歴といったプロフィールやWHOでの実績や批判をまとめてみました。
テドロスさんの学歴や経歴は輝かしいものがありましたが、WHOに入ってからは批判を経験することもあったようですね。
特に新型コロナ対策が全て裏目に出た今は「無能」「戦犯」といった厳しい言葉での批判も多くなっています。
中国寄りなのかWHOとしての見解なのかテドロス事務局長個人の意見なのかはわかりませんが、日本以外でも批判的に受け止めている声は多い様子でした。
新型コロナは未知の脅威ですしWHOも正しい対応策が判断しにくいものと思われますが、世界的に権威ある機関が下した判断として世間には映るのでどんな発言にも責任がつきまとうのは仕方のないことかと思います。
とはいえ人類同士で言い争ってもコロナが終息するわけではありませんし、今は未曽有の危機を世界が協力して打ち勝ってもらいたいものです。